限界なんて今の俺たちにはないんだ

2人のスターに出会ってしまった人のブログ

映画「ハルチカ」時系列まとめ

映画「ハルチカ」の主な出来事を時系列にまとめました。
日付は劇中のカレンダー、黒板等から洗い出したものです。
以下、全てネタバレですのでご注意ください。

2016/4/8(金)

清水北高校 入学式
穂村 千夏(フルート) 吹奏楽部 入部(部員0)
4/11(月)頃 上条 春太(ホルン) 入部
  片桐 誠治(トランペット)、野口 わかば(オーボエ) 入部
中津川 恵(トロンボーン) 入部
  宮本 恭二(アルトサックス) 入部
4/19(火) 米沢 妙子(チューバ) 入部
4/20(水) 練習曲決定「上を向いて歩こう
4/27(水) クラリネット奏者・芹澤 直子を勧誘
ミニFMはごろも「はごろも人生相談」でチカのメールが読まれる
4/28(木) 芹澤の秘密に気づき、ハルタとチカが夜の学校に潜入
4/29(金・祝) 登校拒否となった元部員・檜山 界雄の民宿を訪ねる
4/30(土) 檜山 界雄(パーカッション) 入部
手塚 耕太(クラリネット) 入部
これにより吹奏楽部存続決定
5~6月 部員が増え計20名に
6月 「春の光、夏の風」譜面完成
コンクール出場決定
7月 期末試験
ハルタ 練習中に倒れる
8/7(日) コンクール当日
9/6(火) 授業ボイコット

 

佐藤勝利 summer live 2017 ~VIC's sTORY~

「やりきりました。このライブを観て、明日から笑顔になってくれたら、楽しい時間が増えたら、みんなが前に進んでくれたら嬉しいです。…伝わりましたか?」

そう言う勝利くんは、最終日もまた、泣いていました。顔がくしゃっとなってしまいそうなとき、瞳を大きく開けて、ピッと背筋を正して照れ笑いをする。愛おしさで身体が震えました。

ということで「佐藤勝利 summer live 2017 ~VIC's sTORY~」が閉幕しました。
5日間9公演。
今年は「佐藤勝利のストーリー」「映画仕立て」がテーマ。

雑誌の取材で「準備段階から燃え尽きそう」と漏らしているのを見て、あっこれは何かある…と思い、こちらもそれ相応の心構えで行こうと、初日は座禅を組んで精神を整えてから会場に向かいました(笑)。

ジャニーズの先輩・楽曲へのリスペクトと、昨今の事情をめぐる勝利くんの心の痛みが表現されているコンサートのように感じました。

「ジャニーズを愛してくれて嬉しい」

「ジャニーズ全員に、これからも大きな応援をください」

ソロコンですよ!?ソロコン最終日の最後の挨拶でこんなことを話してくれました。心配だけど、頼もしい。私はもうジャニーズ以外愛せないので、勝利くんがその大きな歴史を背負おうとしてくれているのは嬉しいです。それが使命だと、感じているのではないでしょうか。

勝利っていう名前に恥じないよう、
これからも一生懸命頑張っていきます。
みんなをずっと笑顔にするんで。
これからもずっと、佐藤勝利を背負っていきます。」

亡くなったお父様が付けてくれた「勝利」という名前。勝利くんが自分の名前に向き合う姿をファンも昨秋からずっと見てきました。そういう意味でも、今回のコンサートは勝利くんが身を削って作ってくれたものだと思います。

家族やジャニーズからたくさん愛されてきた勝利くん。その愛情を、私たちに還元してくれていたからこそ、勝利くん自身も度々感極まるところがあったのではないでしょうか。

ただのコンサートじゃなかったです。セットリストに魂がこもっていました。映画のように、アンコールなし、本編で見せきる挑戦。

全身全霊でコンサートを作ってくれてありがとう。

明日からも頑張れます。

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読了「蜜蜂と遠雷」はコンレポの教科書だった

きっかけは佐藤勝利くんでした。
ラジオで気になる本として名前を挙げていたのが恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」。
お友だちでジャニーズJr.の岸優太くんから薦められたとのこと。あの時はまだ読んではなさそうだったけど、その後勝利くんは読めたかな?

本屋で見たときから表紙が綺麗で気になってはいたのですが、基本的に本は持たない図書館大好きな私は、予約リストに入れようとして驚愕の1800人待ちという数字を見て一旦諦めていたところでした。

これもご縁ということで、購入。
久しぶりに手にする「自分の本」というのはなかなか嬉しいものです。
(以下、内容に関するネタバレはありません)

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

 

見えない「音」を言葉だけで表現する凄さ

ピアノコンクールを題材にした小説ですが、とにかくすごかったのが、見えない、本を読むだけでは聞こえない「音」を、言葉だけで想像させるところです。
その表現の種類は1つや2つではありません。登場するたくさんのコンテスタントが奏でる音をあらゆる比喩表現を用いて読者にイメージさせます。

見えないものを臨場感をもって伝えるという意味では、オタクの生き甲斐とも言える(?)コンレポにも繋がるものがあると思いました。
色々な読み方があると思いますが、私は登場する天才たちに自分を重ねられるような部分がなかったので、それを見守る観客の立場となって表現の波に身を委ねました。
自分が見たステージ、そこには何があり、何を感じたか。いかにドラマティックに伝えるかという点で、非常に勉強になりました。溢れんばかりに詰まった宝石箱のような言葉たち。実際、前回のエントリーでは「蜜蜂と遠雷」に出てくる表現を参考に書いてみた部分があります。
こんな感想どうかと思いますが、蜜蜂と遠雷」はコンレポの教科書でした。使ってみたい表現がたくさんありました。

ありがたいことに、クラシック音楽の演奏シーンは動画サイトにもたくさんあって、実際に聞きながら読み進めた箇所もあります。
そんな中、最も鳥肌が立ったのは1番最後のページでした。ここまでこれだけ描いてきて、最後にこれですか…!最高に余韻を楽しませていただきました。
ネタバレなしで読む方は絶対に最後のページを先に見ないでくださいね。

「あたし」から感じる恩田陸

唯一どうしても気になったのは、物語に出てくる女性の一人称が全員「あたし」だったこと。恩田陸さんの作品は昔に読んだきりであまり覚えていないのですが、他の作品もそうでしたっけ?
会話で「あたし」という人は別に気にならないけど、メールを含め文章で自分のことを「あたし」と書くのはどうも苦手です。出てくる度に気になったので最初はなかなか集中できませんでした。
ただ「あたし」だけでなく、節々に作者のクセであろう言い回しがありました。そういうところにこそ作者の息吹が感じられる、これが恩田作品なんだと読み進めるうちに受け止められるようになっていきました。


ステージに立つことが生業である彼らはまた、きっとこの作品の捉え方が異なるのではないかと思います。この作品を読んだ、スターたちの感想が気になります。よかったらどこかで聞かせてね。

掛け持ちジャニオタの幸せとは

こんにちは、光一担歴20年、勝利担歴3年の掛け持ちオタクです。

20年ってすごい数字ですよね、勝利くんが現在ハタチなので、勝利くんが生まれたときから今日までずっと、私はジャニオタということになります。ヒィ~。それほどの時間が流れているにも関わらず、同じ気持ちで応援し続けられるのは本当に幸せなことです。

KinKi Kidsのお2人、20周年おめでとうございます。人生の節目にはいつもKinKi Kidsの音楽がありました。

さて突然ですが、掛け持ちオタクの幸せとはなんでしょうか。忘れられない大きな出来事がいくつかあったので、改めて書き残しておきたいと思います。まずは序章として、私から見たふたりの”自担”について。

Show must go on

堂本光一さんは昔から意志がはっきりしていて、いつでもブレない人です。その日の公演がベストであるようにとステージに立ち続けてくれることはもちろん、デビュー当時から絶対に自分が何フェチか明言しないことも変わらない(笑)。最近だと「日経エンタテインメント!」の連載が、あまりジャニーズのタレントさんが言及しない(できない)ところにも切り込んでいるので面白いです。ステージ作りにおいては、非常に緻密な音と光を追求、私はその世界観が大好きです。自身が気に入った曲は1公演で何回やるねんってくらいしつこいのも結構好きw

私にとって光一さんは、最後に帰れる場所です。日常生活でストレスを感じたときにはライブのBlu-rayを見て、拝んだり泣いたり。自分でも驚くほど浄化されます。心のお薬であり、もはや教祖。

Young and Beautiful

佐藤勝利くんはとっても真面目、でもちょっと不器用なところがあるのが魅力です。強気な発言をすることもあれば、ナイーブな部分はあまり語りたがらないので、誤解されやすい面も。しかし基本は四人きょうだいの末っ子ということもあって、愛され上手。食育を大切にするご家庭で育ったようで、みんなで高級な中トロを味わう中、ひとり醤油の旨味に感動している勝利くんの姿に驚いたものです。なんと渋い、中の人はアラサーいやアラフォーなのでは?と、知れば知るほど印象の変わる面白い子です。

勝利くんの時代はまだまだこれから。これはSexy Zone全員に言えることですが、苦労とかしなくていいから、理解ある大人に囲まれて5人で美味しいものを食べたり、海外にたくさん行って貴族みたいに遊んでてほしい。…でもまあ現実はそういうわけにはいかないし、この5人の人気はいつか爆発するときが来ると信じているので、今はモンペ心をちらつかせながら、一喜一憂しつつ見守っている次第です。

トライアングル

そんなこんなで勝利くんを追ううちに分かってきたことがあります。

勝利くんもKinKi Kidsが好きらしい…!

ジャニーズで好きな曲を聞かれたときにKinKiの曲を挙げてくれることがあったり、ソロコンサートでKinKiの曲を選んでくれたり。Sexy ZoneのコンサートMCではこんな会話をしてくれました。

中島健人くんとKinKi Kidsごっこですよ…この時私、多分身体ちょっと浮いてました。すっごく無邪気に「KinKi大好き」って言ってくれたんです。ほんとに嬉しくて。ということでこれを図解するとこうなります。

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このラブトライアングルすごくないですか?
#変な画像作ってゴメンナサイ
#キャラに深い意味はありません

つまり自担の自担が自担なんですよ。自担と同じものが好きって…何と言っても幸福度高いです。

まずはタイヤの話から

一方で光一さんからも気になるアプローチが。ラジオ番組に送られてきた健人くんのエピソードをきっかけに、Sexy Zone関連のメールがよく読まれる時期がありました。光一さんが自ら選んでいるわけではなかったでしょうけど、ファンへの対応とか、一見両極端だからこそ、マッチングするところがあったのかもしれません*1。勝利くんには「もし一緒に車トークをするなら、まずはタイヤの話から」とコメントしてくれたことがありました。あまり接点のなさそうなふたりの自担なのですが、何となく細ーい線で繋がっているかなと感じさせてくれました。

そんな中、2016年も勝利くんのソロコンサートが決まりました。

その時はきた

正直なところ、勝利くんが選んだ道や目指すものがあるとして、それが自分の好みと違う方向だとしたら私は応援し続けられるだろうか…なんてことを考えながら迎えたソロコン初日でした。

しかしそれは杞憂で、ギター、和太鼓、ホルン…今まで勝利くんが身に付けてきたもの全てが詰まった最高のショーでした。勝利くんのオリジナル曲「まだ見ぬ景色」からはダンサブルなナンバーで山下智久くんの「Blood Diamond」のカバーもめちゃくちゃ良い。そして次曲…

「Danger Zone ~to the unknown world~」

なんと、光一さんソロ曲をカバー…!

ちょっとこれは私にとって、今までのKinKi曲チョイスとは訳が違います。アルバム「Gravity」のリード曲で「堂本光一の代名詞」的ナンバー。Danger Zoneで始まりDanger Zoneで終わるコンサートだってありました。振り付けはTravis Payne…本気のやつ!私のプレイヤーでも再生回数ダントツ1位です!

初日、このイントロが流れた瞬間に受けたインパクトはずっとずっと忘れられません。信じられない音と光景。一気に興奮が押し寄せてくる。心が、身体が、震える。

まさか、勝利くんがこの曲に挑戦するとは…!

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想像さえしていませんでした。勝利くん、いつからこの曲温めてたの…?その場では、涙でしか自分の感情を表現する方法が分かりませんでした。今でも曲を聞くだけで、立っていられない…でも全てを目に焼き付けなきゃと身体を奮い立たせた感覚が蘇ります。

Travis Payne振り付けのDanger Zoneは光一さんにしか踊れない契約というのは有名な話で、勝利くんも本家とは異なる振り付けでお披露目。Jr.とフォーメーションを組んで世界観を作ってくれます。勝利くんのダンスは指先に残る余韻が本当に光一さんに似ているんです。

光一さんがこだわり、50チャンネル以上自分の声でレコーディングしたというコーラスはそのまま残り、メインボーカルだけが勝利くんの声なので、まるで光一さんの声に包み込まれるようにしてセンターに立つ勝利くん。私にとっては奇跡のコラボレーションでした。

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いつか勝利くんが光一さんのソロ曲をカバーしてくれたらいいなって夢に見ることはあっても、当時19才の勝利くんによるDanger Zoneは、夢を超えた現実でした。

最終日、止まない歓声を聞いて名残惜しそうにステージに残ってくれた勝利くん。感極まった様子で客席を見つめるその姿が本当に愛おしかったです。コンサートが終わった瞬間、寂しさに胸が締め付けられのは初めてだったかもしれません。本当に素敵なコンサートでした。

勝利くんの一人「スワンソング」も絶品、「ジェットコースターロマンス」も可愛いので是非サマパラ2016をご覧ください。しかもSexy Zone5人分のコンサート映像が入っているので…コレ実質無料では!?

Johnnys' Summer Paradise 2016 ~佐藤勝利「佐藤勝利 Summer Live 2016」/ 中島健人「#Honey Butterfly」/ 菊池風磨「風 are you?」/ 松島聡&マリウス葉「Hey So! Hey Yo! ~summertime memory~」~ [Blu-ray]

未知なる世界へ

ちなみに2016年のDanger Zoneには続きがあります。色んな歴史を経て、お互いのソロはそれぞれの場所で、と棲み分けてきたKinKi Kidsが、20周年を機にグループのコンサートでまさかのソロコーナー復活。しかも光一さんの1曲目が、Danger Zoneだったのです!

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KinKiコンでDanger Zone…一体誰がこの展開を想像するでしょうか。最終的には会場、東京ドームですからね。Danger Zoneを愛する者としては、感無量です。私はわずかな期間に自担と自担のDanger Zoneを体験してしまったのでした。

ジャニーズオールスターズアイランド

帝国劇場「JOHNNYS' ALL STARS ISLAND」で過ごす冬。勝利くんはメインキャストとして出演しました。第二幕はシークレットゲスト制で幕が開くまで誰が出るか分からないという、長年ジャニーさんがやりたくて仕方なかったのであろうオトナのガチャが話題でした。

我らが光一さんも折に触れ出演*2。二ヶ月の長期公演でいよいよ迎えた千穐楽スペシャルゲストは光一さんでした。

光一さんが見せてくれたのは、Endless SHOCKの世界観を伝えるスペシャルステージ。勝利くんの舞台を観に行ったら、光一さんが出てきて突然SHOCKが始まるわけです。泡立ちます、全身が。

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観客の頭上を飛ぶリボンフライングがあまりにも優美。圧倒的熱量、力強い群舞。ジャニアイのような舞台を帝劇で上演できるのは、間違いなくSHOCKの実績あってこそ。張り詰めた緊張感と迫力で、それを伝えるには十分すぎるパフォーマンスでした。

ステージに残った光一さんの元に現れたのは勝利くんひとり。なんと、しばし光一さんと勝利くんが舞台上でお話してくれるようです。ついに、ついにこの時が…

勝利くんがEndless SHOCKを初めて観たこの帝国劇場で、衣装をまとい光一さんとステージに立つ。ふたりで話す姿を見て、私はこの日のために生きてきたのだと本気で思いました。

こうなったらいいなって想像する展開の斜め上を行くリアル。ふたりを応援することに決めたのは偶然であり必然、心の底から、ジャニオタで良かった…って思いました。こんな景色が見られるなんて。

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掛け持ちジャニオタの幸せとは

掛け持ちって忙しいけど言うならば私の場合、10×10=100だと思います。普段は別々に10の幸せを与えてもらっているけど、それが掛け合わさったときに自分でも受け止めきれないくらいの想像を越えた喜び、感動をもらいました。楽しい、本当に楽しいです。こんなこと体験しちゃうと、ジャニオタやめられないです。

さいごに

勝利くんの未来に光一さんの姿を重ねている自分、それに葛藤がないわけではありません。光一さんみたいになってほしい、そう思うこと自体が勝利くんに失礼だとも感じるからです。

既にいる誰かになっても意味がないんです。勝利くんには勝利くんだけの道を歩んでほしい。私は舞台に立つ勝利くんの姿が好きだけど、勝利くんのフィールドもそれだけじゃないですからね。

ライフワークと言える舞台にたどり着いた光一さんのように、勝利くんといえばコレ!というものをいつか掴んでくれたら。この思いはずっと変わりません。

お読みいただきありがとうございました。

*1:光一さんと健人くんの関係についてはこれで1エントリー書けるくらい奥深いのですがここでは割愛。どなたか該当担の方にお任せいたします

*2:帝劇でもDanger Zoneやったんですよ!観たかった~先に教えてよ!何枚ハンカチ噛みちぎったことかw

17年目の出会い

とても久しぶりにブログを書きます。*1
新たな世界をもたらしてくれたあの子について。
小学生の頃の「金田一・銀狼」ブームでKinKi Kidsにハマり、周りの興味が他へ向いても、私だけはずっとそのまま。そんなKinKi Kids一筋の人生を送ってジャニオタ歴17年となった私が、なんと17才の男の子に堕ちてしまいました。

水の妖精

ことの始まりは、少しさかのぼって、2013年新春。
ご縁あって、帝国劇場にジャニーズワールドを観に行きました。

SHOCKの大ファンとして観に行った舞台には、進化し続けるSHOCKの原点がありました。
そんなジャニーズワールドに出ていた少年。舞台中央を流れる水の中で、1人水色の衣装をまとい踊る。それはまるで水の妖精で、幼いけれど圧倒的に人を惹きつける輝きがありました。

Sexy Zone佐藤勝利くん――。

しょうりくんってすごい名前…くらいの知識だったはずですが観劇直後のテンションはこちら。

何かが始まりそうな気配、感じていたようですw

センターポジションの条件

ジャニーさんのジャニーズワールドが観たい!
それだけの思いで、翌2014年もジャニーズ2020ワールドへ。当日、帝劇前でポスターを見るまで、誰が出ているのか知りませんでした。
この年の公演はSexy ZoneA.B.C-Zが座長。その中でもセンターに立っていたのが、去年も気になったあの、佐藤勝利くんでした。
ダンスも演技も発声も、何もかも荒削りだけど、小さな体で全身全霊。
何より、舞台のセンターがとても似合う。

どんなに歌えて踊れても、立ち位置0番、つまりセンターに立つ人には、努力の他に見えない条件がある。勝利くんには、とうとう新たな帝劇0番候補が出てきたかも…と感じさせる空気がありました。

春の衝動

ジャニワのあとは恒例のEndless SHOCKに通い、アナと雪の女王にハマり倒した平和な春でしたが、ふと気づくと、新曲「King & Queen & Joker」の宣伝で、色々な番組で見かけるSexy Zone
今まで、真夏にクリスマスの曲とかドゥバイがどうとか…えっ…どうした…!?と耳も目も疑いたくなるような変な曲ばかり歌っていたのに今回の新曲はとてもポップでさわやか!
テレビではコンサートの宣伝もしていて、Sexy Zoneのことはよく知らないけれど急にコンサートに行ってみたくなりました。
ゴールデンウィーク横浜アリーナ。でも結局、チケットは見つけられませんでした。意外と人気あるんだなあ、というのが素直な感想。

Sexy Zone CHANNNEL

この頃からじわじわとSexy Zoneに興味が出てきた私は、フジテレビTWOSexy Zone CHANNEL」(通称セクチャン)を見てみることにしました。

最初に見たのが、3月生まれの風磨くん・健人くん・マリウスくんの誕生日会。

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ここで初めてSexy Zoneの個性に触れました。
お兄さんの健人くんと風磨くんは頭の回転が早くコメントが面白い。
マリウスくんは末っ子気質で、誕生日の主役側なのにみんなから愛情をもってイジられている。
勝利くんと聡くんは接待側だけどのびのびと好き放題やってるし、それを許している番組スタッフにも何だか愛がある。

1時間でSexy Zoneのイメージはガラリと変わりました。

そして、ダブルダッチ回。
2本の大縄跳びでパフォーマンスをするアレです。最初は縄にもうまく入れなかった5人が、持ち歌「Ladyダイヤモンド」に合わせて色々な技に挑戦します。

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これが本当にドラマティックな展開なのです。

汗、笑い、努力、友情、チームワーク…
前後編2時間に、青春がたっぷり詰まっています。

なんて仲が良くて可愛くて賢い5人組なんだろう!この回を見終わった時には、もう完全にSexy Zoneのファンでした。

一歩踏み出す

これまでのセクチャンを貪るように見ていた頃、Sexy Zoneの夏のコンサートが発表されました。ここはジャニオタ歴17年、次に何をすればいいかは明確です。

ファンクラブに入る!

家にストックしてある振込用紙を手に取り、入会手続き。2週間程で会員証が届いた時には、いよいよジャニーズファミリークラブ公認のファンになった…!という身の引き締まる思いでしたw

ファンとして現場へ

すっかり熱が高まった2014年7月、コンサートに先駆けて、新曲発表イベントがありました。初めてファンという自覚を持って参加した現場です。やっぱり勝利くんがかわいいな♪と勝利推しを自覚していた私は実に久しぶりにうちわを作りました。

よりによってテレビに映ってしまうほどの前列で、肉眼でくっきり見える健人くん・風磨くん・勝利くんの姿。
…衝撃でした。
勝利くんは17才というお年頃もあって、日々顔立ちが変わっていた時期だったように思いますが、なんとなく昔の今井翼くんを思い起こさせるようなキリッとしてすがすがしいお顔。
想像していたよりスラリと背が高く見え、「鯖みたい(by勝利)」な銀色のジャケットの着こなしが輝いていました。ジャニーズワールドで見た時の印象とは違って、アイドルの勝利くんでした。

写真撮影のために客席前に設置されたお立ち台に来た3人との距離はわずか2mほど。うちわを持った私はそこで初めて「勝利!」って呼んだような気がします。客席に手を振りながら勝利くんがふと目線を下げたときに、一瞬目を合わせて微笑んでくれた、気がする!!

勘違いでいいです!!
この瞬間、私は勝利くんに堕ちました。

しかもイベント終了後、出口で3人がお見送りしてくれると。
何だこの文化は…!!!
同じジャニーズなのに、こんなの初めて。終わったあともすぐに帰る気になれず、渋谷のカフェで3時間ほどうっとりと時間を過ごし、実家の家族に
「テレビで見るより50倍はかっこよかった!!!」
という小学生並みの感想を述べてしまうくらいに乙女モード。ここ数年で最も刺激的な1日でした。

会いに行ける夏

土日が仕事で火曜日がお休みだった私に合わせるかのように、新曲発表イベント、さいたまスーパーアリーナでの夏のコンサート、EXシアターでの勝利くんのソロコンサートが全て火曜日開催…!
これは呼ばれてる…そう思うしかなかったです。毎週勝利くんに会える夏、抜け出せなくなるには充分の環境です。

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佐藤勝利ソロコンサート」は(ライブハウスなんて行ったこともないのにオールスタンディングと過酷な状況でしたが)マイケル・ジャクソンやジャニーズの先輩たちをリスペクトした演出で、ジャニーズJr.の力を借りながらも、「佐藤勝利」の存在感を見せつけたライブでした。

超加速期

コンサートには行ったものの、正直言ってSexy Zoneの生い立ちをほとんど知らなかった私は、ひと夏の間に、それはそれは猛烈な勢いでCD、ブルーレイを買い漁りました。大人ってこわい。
Sexy Zoneの曲は1ヶ月で60曲覚え、睡眠時間を削ってブルーレイ再生。
知らなかった頃のSexy Zoneは、今のイメージとは違い、
「薔薇の国の王子様」のようなおとぎ話の世界に生きているグループでした。
過去をたどるのは、ファンになりたての頃の1番楽しい時間なんじゃないでしょうか。最高の加速と浮遊感、BGMはジェットコースターロマンスで。

兼任宣言

ここまで一気に転がり落ちておきながら、ジャニオタ的プロフィールは「光一担勝利推し」の私。しかし、勝利くんの18才の誕生日にこっそり宣言をしました。

私は担降りなんてしません。勝利くんが生まれた頃から大好きなKinKi Kidsは過去の人にはなり得ない。これからもずっと大切な存在です。なので兼任、と言い張ることにしました。

ファンサ文化

自分の何らかのアクションに、アイドルがレスポンスをくれるのがファンサービス(いわゆるファンサ)ですが、17年追いかけてきた光一さんは、ステージ上でファンサに力を注ぐような人ではありません。
ファンからの声援にはパフォーマンスで応える。
そうやって自分を磨き上げていく光一さんが好きで、アイドルとファンとはそういう関係なのだと思っていました。

秋に参加したSexy Zone CDデビュー3周年記念ハイタッチ会。
アイドルとの接触に全く免疫がないので、手に触れられる距離にいる勝利くんを目の前にしたら、応援してます、そんなテンプレさえも言葉にすることはできませんでした。

でも、手を振るとニコっとして手を振り返してくれる、そんな勝利くんの姿が衝撃的でした。
未だに夢に見る、忘れられない光景です。

「もう一度手を振ってほしい」と言われるより、
「もう一度あのステージを見たい」と言われる人になりたい。

日経エンタテイメントの連載で語った光一さんの名言です。
本当にその通りで、パフォーマーとしての真理だと思います。若手ジャニーズは全員音読した方がいい。
でも…でもね、もう一度あのステージを見たい、そう思える人が、ふっと微笑んで手を振ってくれるのなら……それもいいんじゃないかな…って思いました。

2015新春ジャニーズワールド

勝利くんのファンを自覚してからというもの、例年とは比べ物にならないほど、ずっとずっと心待ちにしていた新たなジャニーズワールド。
2014年10月29日、
勝利くんの誕生日前日に開かれた制作発表記者会見で、健人くんと勝利くんのW座長体制が発表されました。
ジャニーズワールド3年目にして、ここまで来ました。
将来ジャニーズミュージカルを背負う人かもしれない、そう感じていたのは私だけじゃなかったのでしょう。

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これまで、日替わりでゲストがステージに上がるなど何でもありのトンチキ舞台で有名だったジャニーズワールドでしたが、2015新春ジャニーズワールドは、早い段階で流れを固め、100名以上の出演者が1人ひとりその役割をきちんと果たし、最後まで走りきりました。

千穐楽カーテンコール。
私がずっとずっと聞きたかった言葉がそこにはありました。
自分が立っている場所は先輩が作ってきた道であり、その道を歩みながら、自分がジャニーズワールドを作っていく。
そう勝利くんは語ってくれました。

未来へ

これから10年経っても、勝利くんはまだ28才です。
いつか単独主演で舞台に立つその日まで、
いつか勝利くんの代表作が生まれるその日まで、彼の成長を見届けたい。
もちろん、ドラマも映画も音楽も幅広く、多くの人から愛されるアイドルになってほしいと思っています。

誰がそう望んでいるのかは分からないけれど、今のSexy Zoneはグループとしてとても不安定です。
でも彼らが前を向いていてくれる限り、いつかはこのトンネルを抜けることができる。
私はそう信じています。


結局何が言いたいかというと、
勝利くん、めっちゃ良いです(☆u∂)
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

*1:この記事は2015/4 JUGEMブログにて公開していたものに一部加筆修正を加えています