掛け持ちジャニオタの幸せとは
こんにちは、光一担歴20年、勝利担歴3年の掛け持ちオタクです。
20年ってすごい数字ですよね、勝利くんが現在ハタチなので、勝利くんが生まれたときから今日までずっと、私はジャニオタということになります。ヒィ~。それほどの時間が流れているにも関わらず、同じ気持ちで応援し続けられるのは本当に幸せなことです。
KinKi Kidsのお2人、20周年おめでとうございます。人生の節目にはいつもKinKi Kidsの音楽がありました。
さて突然ですが、掛け持ちオタクの幸せとはなんでしょうか。忘れられない大きな出来事がいくつかあったので、改めて書き残しておきたいと思います。まずは序章として、私から見たふたりの”自担”について。
Show must go on
堂本光一さんは昔から意志がはっきりしていて、いつでもブレない人です。その日の公演がベストであるようにとステージに立ち続けてくれることはもちろん、デビュー当時から絶対に自分が何フェチか明言しないことも変わらない(笑)。最近だと「日経エンタテインメント!」の連載が、あまりジャニーズのタレントさんが言及しない(できない)ところにも切り込んでいるので面白いです。ステージ作りにおいては、非常に緻密な音と光を追求、私はその世界観が大好きです。自身が気に入った曲は1公演で何回やるねんってくらいしつこいのも結構好きw
私にとって光一さんは、最後に帰れる場所です。日常生活でストレスを感じたときにはライブのBlu-rayを見て、拝んだり泣いたり。自分でも驚くほど浄化されます。心のお薬であり、もはや教祖。
Young and Beautiful
佐藤勝利くんはとっても真面目、でもちょっと不器用なところがあるのが魅力です。強気な発言をすることもあれば、ナイーブな部分はあまり語りたがらないので、誤解されやすい面も。しかし基本は四人きょうだいの末っ子ということもあって、愛され上手。食育を大切にするご家庭で育ったようで、みんなで高級な中トロを味わう中、ひとり醤油の旨味に感動している勝利くんの姿に驚いたものです。なんと渋い、中の人はアラサーいやアラフォーなのでは?と、知れば知るほど印象の変わる面白い子です。
勝利くんの時代はまだまだこれから。これはSexy Zone全員に言えることですが、苦労とかしなくていいから、理解ある大人に囲まれて5人で美味しいものを食べたり、海外にたくさん行って貴族みたいに遊んでてほしい。…でもまあ現実はそういうわけにはいかないし、この5人の人気はいつか爆発するときが来ると信じているので、今はモンペ心をちらつかせながら、一喜一憂しつつ見守っている次第です。
トライアングル
そんなこんなで勝利くんを追ううちに分かってきたことがあります。
勝利くんもKinKi Kidsが好きらしい…!
ジャニーズで好きな曲を聞かれたときにKinKiの曲を挙げてくれることがあったり、ソロコンサートでKinKiの曲を選んでくれたり。Sexy ZoneのコンサートMCではこんな会話をしてくれました。
【3/25セクゾ名古屋初日③】
— あ み (´∀`)ρ.。o〇 (@kkmikk) 2016年3月25日
勝利「花柄を着させたら世界一な佐藤勝利です!お願いしまーす」
健人「花柄を着たら何故かくしゃみが出る中島健人でーす」
勝利「KinKiってこうやってやるんだよ最初!」
健人「そうなの?」
勝利「そう!オレKinKi大好きだもん(☆u∂)♪」
中島健人くんとKinKi Kidsごっこですよ…この時私、多分身体ちょっと浮いてました。すっごく無邪気に「KinKi大好き」って言ってくれたんです。ほんとに嬉しくて。ということでこれを図解するとこうなります。
このラブトライアングルすごくないですか?
#変な画像作ってゴメンナサイ
#キャラに深い意味はありません
つまり自担の自担が自担なんですよ。自担と同じものが好きって…何と言っても幸福度高いです。
まずはタイヤの話から
一方で光一さんからも気になるアプローチが。ラジオ番組に送られてきた健人くんのエピソードをきっかけに、Sexy Zone関連のメールがよく読まれる時期がありました。光一さんが自ら選んでいるわけではなかったでしょうけど、ファンへの対応とか、一見両極端だからこそ、マッチングするところがあったのかもしれません*1。勝利くんには「もし一緒に車トークをするなら、まずはタイヤの話から」とコメントしてくれたことがありました。あまり接点のなさそうなふたりの自担なのですが、何となく細ーい線で繋がっているかなと感じさせてくれました。
そんな中、2016年も勝利くんのソロコンサートが決まりました。
その時はきた
正直なところ、勝利くんが選んだ道や目指すものがあるとして、それが自分の好みと違う方向だとしたら私は応援し続けられるだろうか…なんてことを考えながら迎えたソロコン初日でした。
しかしそれは杞憂で、ギター、和太鼓、ホルン…今まで勝利くんが身に付けてきたもの全てが詰まった最高のショーでした。勝利くんのオリジナル曲「まだ見ぬ景色」からはダンサブルなナンバーで山下智久くんの「Blood Diamond」のカバーもめちゃくちゃ良い。そして次曲…
「Danger Zone ~to the unknown world~」
なんと、光一さんソロ曲をカバー…!
ちょっとこれは私にとって、今までのKinKi曲チョイスとは訳が違います。アルバム「Gravity」のリード曲で「堂本光一の代名詞」的ナンバー。Danger Zoneで始まりDanger Zoneで終わるコンサートだってありました。振り付けはTravis Payne…本気のやつ!私のプレイヤーでも再生回数ダントツ1位です!
初日、このイントロが流れた瞬間に受けたインパクトはずっとずっと忘れられません。信じられない音と光景。一気に興奮が押し寄せてくる。心が、身体が、震える。
まさか、勝利くんがこの曲に挑戦するとは…!
想像さえしていませんでした。勝利くん、いつからこの曲温めてたの…?その場では、涙でしか自分の感情を表現する方法が分かりませんでした。今でも曲を聞くだけで、立っていられない…でも全てを目に焼き付けなきゃと身体を奮い立たせた感覚が蘇ります。
Travis Payne振り付けのDanger Zoneは光一さんにしか踊れない契約というのは有名な話で、勝利くんも本家とは異なる振り付けでお披露目。Jr.とフォーメーションを組んで世界観を作ってくれます。勝利くんのダンスは指先に残る余韻が本当に光一さんに似ているんです。
光一さんがこだわり、50チャンネル以上自分の声でレコーディングしたというコーラスはそのまま残り、メインボーカルだけが勝利くんの声なので、まるで光一さんの声に包み込まれるようにしてセンターに立つ勝利くん。私にとっては奇跡のコラボレーションでした。
いつか勝利くんが光一さんのソロ曲をカバーしてくれたらいいなって夢に見ることはあっても、当時19才の勝利くんによるDanger Zoneは、夢を超えた現実でした。
最終日、止まない歓声を聞いて名残惜しそうにステージに残ってくれた勝利くん。感極まった様子で客席を見つめるその姿が本当に愛おしかったです。コンサートが終わった瞬間、寂しさに胸が締め付けられのは初めてだったかもしれません。本当に素敵なコンサートでした。
勝利くんの一人「スワンソング」も絶品、「ジェットコースターロマンス」も可愛いので是非サマパラ2016をご覧ください。しかもSexy Zone5人分のコンサート映像が入っているので…コレ実質無料では!?
未知なる世界へ
ちなみに2016年のDanger Zoneには続きがあります。色んな歴史を経て、お互いのソロはそれぞれの場所で、と棲み分けてきたKinKi Kidsが、20周年を機にグループのコンサートでまさかのソロコーナー復活。しかも光一さんの1曲目が、Danger Zoneだったのです!
KinKiコンでDanger Zone…一体誰がこの展開を想像するでしょうか。最終的には会場、東京ドームですからね。Danger Zoneを愛する者としては、感無量です。私はわずかな期間に自担と自担のDanger Zoneを体験してしまったのでした。
ジャニーズオールスターズアイランド
帝国劇場「JOHNNYS' ALL STARS ISLAND」で過ごす冬。勝利くんはメインキャストとして出演しました。第二幕はシークレットゲスト制で幕が開くまで誰が出るか分からないという、長年ジャニーさんがやりたくて仕方なかったのであろうオトナのガチャが話題でした。
我らが光一さんも折に触れ出演*2。二ヶ月の長期公演でいよいよ迎えた千穐楽もスペシャルゲストは光一さんでした。
光一さんが見せてくれたのは、Endless SHOCKの世界観を伝えるスペシャルステージ。勝利くんの舞台を観に行ったら、光一さんが出てきて突然SHOCKが始まるわけです。泡立ちます、全身が。
観客の頭上を飛ぶリボンフライングがあまりにも優美。圧倒的熱量、力強い群舞。ジャニアイのような舞台を帝劇で上演できるのは、間違いなくSHOCKの実績あってこそ。張り詰めた緊張感と迫力で、それを伝えるには十分すぎるパフォーマンスでした。
ステージに残った光一さんの元に現れたのは勝利くんひとり。なんと、しばし光一さんと勝利くんが舞台上でお話してくれるようです。ついに、ついにこの時が…
【ジャニアイ千穐楽13】光「勝利は2ヶ月ずっと出てたんだよね」ナチュラルなよびすて!!どうだったか聞かれて長く感じたという勝利くん。光「長期の公演ってそうだよね。だからこそそのときの公演がベストになるようにしようってね。勝利は完遂できたんじゃないかな」最高のフォローとほめ言葉。
— あ み (´∀`)ρ.。o〇 (@kkmikk) 2017年1月24日
【ジャニアイ千穐楽14】緊張しっぱなしの勝利くんで、お返事もたどたどしかったけど「ボクが初めて観たジャニーズの舞台が2011年2月のSHOCKで」「どの公演も本気でやらなきゃっていうのは光一くんから学んだんです」と。
— あ み (´∀`)ρ.。o〇 (@kkmikk) 2017年1月24日
勝利くんがEndless SHOCKを初めて観たこの帝国劇場で、衣装をまとい光一さんとステージに立つ。ふたりで話す姿を見て、私はこの日のために生きてきたのだと本気で思いました。
【ジャニアイ千穐楽15】そして最後。はけ際に光「一緒に宇宙行こうぜ~!」って言って、光一さんが勝利くんの肩を抱いてくれた。細い身体がさらにキュッとちっちゃくなってたけど、嬉しそうな勝利くんの背中。ありがとう、本当にありがとう……
— あ み (´∀`)ρ.。o〇 (@kkmikk) 2017年1月24日
こうなったらいいなって想像する展開の斜め上を行くリアル。ふたりを応援することに決めたのは偶然であり必然、心の底から、ジャニオタで良かった…って思いました。こんな景色が見られるなんて。
掛け持ちジャニオタの幸せとは
掛け持ちって忙しいけど言うならば私の場合、10×10=100だと思います。普段は別々に10の幸せを与えてもらっているけど、それが掛け合わさったときに自分でも受け止めきれないくらいの想像を越えた喜び、感動をもらいました。楽しい、本当に楽しいです。こんなこと体験しちゃうと、ジャニオタやめられないです。
さいごに
勝利くんの未来に光一さんの姿を重ねている自分、それに葛藤がないわけではありません。光一さんみたいになってほしい、そう思うこと自体が勝利くんに失礼だとも感じるからです。
既にいる誰かになっても意味がないんです。勝利くんには勝利くんだけの道を歩んでほしい。私は舞台に立つ勝利くんの姿が好きだけど、勝利くんのフィールドもそれだけじゃないですからね。
ライフワークと言える舞台にたどり着いた光一さんのように、勝利くんといえばコレ!というものをいつか掴んでくれたら。この思いはずっと変わりません。
お読みいただきありがとうございました。