限界なんて今の俺たちにはないんだ

2人のスターに出会ってしまった人のブログ

17年目の出会い

とても久しぶりにブログを書きます。*1
新たな世界をもたらしてくれたあの子について。
小学生の頃の「金田一・銀狼」ブームでKinKi Kidsにハマり、周りの興味が他へ向いても、私だけはずっとそのまま。そんなKinKi Kids一筋の人生を送ってジャニオタ歴17年となった私が、なんと17才の男の子に堕ちてしまいました。

水の妖精

ことの始まりは、少しさかのぼって、2013年新春。
ご縁あって、帝国劇場にジャニーズワールドを観に行きました。

SHOCKの大ファンとして観に行った舞台には、進化し続けるSHOCKの原点がありました。
そんなジャニーズワールドに出ていた少年。舞台中央を流れる水の中で、1人水色の衣装をまとい踊る。それはまるで水の妖精で、幼いけれど圧倒的に人を惹きつける輝きがありました。

Sexy Zone佐藤勝利くん――。

しょうりくんってすごい名前…くらいの知識だったはずですが観劇直後のテンションはこちら。

何かが始まりそうな気配、感じていたようですw

センターポジションの条件

ジャニーさんのジャニーズワールドが観たい!
それだけの思いで、翌2014年もジャニーズ2020ワールドへ。当日、帝劇前でポスターを見るまで、誰が出ているのか知りませんでした。
この年の公演はSexy ZoneA.B.C-Zが座長。その中でもセンターに立っていたのが、去年も気になったあの、佐藤勝利くんでした。
ダンスも演技も発声も、何もかも荒削りだけど、小さな体で全身全霊。
何より、舞台のセンターがとても似合う。

どんなに歌えて踊れても、立ち位置0番、つまりセンターに立つ人には、努力の他に見えない条件がある。勝利くんには、とうとう新たな帝劇0番候補が出てきたかも…と感じさせる空気がありました。

春の衝動

ジャニワのあとは恒例のEndless SHOCKに通い、アナと雪の女王にハマり倒した平和な春でしたが、ふと気づくと、新曲「King & Queen & Joker」の宣伝で、色々な番組で見かけるSexy Zone
今まで、真夏にクリスマスの曲とかドゥバイがどうとか…えっ…どうした…!?と耳も目も疑いたくなるような変な曲ばかり歌っていたのに今回の新曲はとてもポップでさわやか!
テレビではコンサートの宣伝もしていて、Sexy Zoneのことはよく知らないけれど急にコンサートに行ってみたくなりました。
ゴールデンウィーク横浜アリーナ。でも結局、チケットは見つけられませんでした。意外と人気あるんだなあ、というのが素直な感想。

Sexy Zone CHANNNEL

この頃からじわじわとSexy Zoneに興味が出てきた私は、フジテレビTWOSexy Zone CHANNEL」(通称セクチャン)を見てみることにしました。

最初に見たのが、3月生まれの風磨くん・健人くん・マリウスくんの誕生日会。

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ここで初めてSexy Zoneの個性に触れました。
お兄さんの健人くんと風磨くんは頭の回転が早くコメントが面白い。
マリウスくんは末っ子気質で、誕生日の主役側なのにみんなから愛情をもってイジられている。
勝利くんと聡くんは接待側だけどのびのびと好き放題やってるし、それを許している番組スタッフにも何だか愛がある。

1時間でSexy Zoneのイメージはガラリと変わりました。

そして、ダブルダッチ回。
2本の大縄跳びでパフォーマンスをするアレです。最初は縄にもうまく入れなかった5人が、持ち歌「Ladyダイヤモンド」に合わせて色々な技に挑戦します。

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これが本当にドラマティックな展開なのです。

汗、笑い、努力、友情、チームワーク…
前後編2時間に、青春がたっぷり詰まっています。

なんて仲が良くて可愛くて賢い5人組なんだろう!この回を見終わった時には、もう完全にSexy Zoneのファンでした。

一歩踏み出す

これまでのセクチャンを貪るように見ていた頃、Sexy Zoneの夏のコンサートが発表されました。ここはジャニオタ歴17年、次に何をすればいいかは明確です。

ファンクラブに入る!

家にストックしてある振込用紙を手に取り、入会手続き。2週間程で会員証が届いた時には、いよいよジャニーズファミリークラブ公認のファンになった…!という身の引き締まる思いでしたw

ファンとして現場へ

すっかり熱が高まった2014年7月、コンサートに先駆けて、新曲発表イベントがありました。初めてファンという自覚を持って参加した現場です。やっぱり勝利くんがかわいいな♪と勝利推しを自覚していた私は実に久しぶりにうちわを作りました。

よりによってテレビに映ってしまうほどの前列で、肉眼でくっきり見える健人くん・風磨くん・勝利くんの姿。
…衝撃でした。
勝利くんは17才というお年頃もあって、日々顔立ちが変わっていた時期だったように思いますが、なんとなく昔の今井翼くんを思い起こさせるようなキリッとしてすがすがしいお顔。
想像していたよりスラリと背が高く見え、「鯖みたい(by勝利)」な銀色のジャケットの着こなしが輝いていました。ジャニーズワールドで見た時の印象とは違って、アイドルの勝利くんでした。

写真撮影のために客席前に設置されたお立ち台に来た3人との距離はわずか2mほど。うちわを持った私はそこで初めて「勝利!」って呼んだような気がします。客席に手を振りながら勝利くんがふと目線を下げたときに、一瞬目を合わせて微笑んでくれた、気がする!!

勘違いでいいです!!
この瞬間、私は勝利くんに堕ちました。

しかもイベント終了後、出口で3人がお見送りしてくれると。
何だこの文化は…!!!
同じジャニーズなのに、こんなの初めて。終わったあともすぐに帰る気になれず、渋谷のカフェで3時間ほどうっとりと時間を過ごし、実家の家族に
「テレビで見るより50倍はかっこよかった!!!」
という小学生並みの感想を述べてしまうくらいに乙女モード。ここ数年で最も刺激的な1日でした。

会いに行ける夏

土日が仕事で火曜日がお休みだった私に合わせるかのように、新曲発表イベント、さいたまスーパーアリーナでの夏のコンサート、EXシアターでの勝利くんのソロコンサートが全て火曜日開催…!
これは呼ばれてる…そう思うしかなかったです。毎週勝利くんに会える夏、抜け出せなくなるには充分の環境です。

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佐藤勝利ソロコンサート」は(ライブハウスなんて行ったこともないのにオールスタンディングと過酷な状況でしたが)マイケル・ジャクソンやジャニーズの先輩たちをリスペクトした演出で、ジャニーズJr.の力を借りながらも、「佐藤勝利」の存在感を見せつけたライブでした。

超加速期

コンサートには行ったものの、正直言ってSexy Zoneの生い立ちをほとんど知らなかった私は、ひと夏の間に、それはそれは猛烈な勢いでCD、ブルーレイを買い漁りました。大人ってこわい。
Sexy Zoneの曲は1ヶ月で60曲覚え、睡眠時間を削ってブルーレイ再生。
知らなかった頃のSexy Zoneは、今のイメージとは違い、
「薔薇の国の王子様」のようなおとぎ話の世界に生きているグループでした。
過去をたどるのは、ファンになりたての頃の1番楽しい時間なんじゃないでしょうか。最高の加速と浮遊感、BGMはジェットコースターロマンスで。

兼任宣言

ここまで一気に転がり落ちておきながら、ジャニオタ的プロフィールは「光一担勝利推し」の私。しかし、勝利くんの18才の誕生日にこっそり宣言をしました。

私は担降りなんてしません。勝利くんが生まれた頃から大好きなKinKi Kidsは過去の人にはなり得ない。これからもずっと大切な存在です。なので兼任、と言い張ることにしました。

ファンサ文化

自分の何らかのアクションに、アイドルがレスポンスをくれるのがファンサービス(いわゆるファンサ)ですが、17年追いかけてきた光一さんは、ステージ上でファンサに力を注ぐような人ではありません。
ファンからの声援にはパフォーマンスで応える。
そうやって自分を磨き上げていく光一さんが好きで、アイドルとファンとはそういう関係なのだと思っていました。

秋に参加したSexy Zone CDデビュー3周年記念ハイタッチ会。
アイドルとの接触に全く免疫がないので、手に触れられる距離にいる勝利くんを目の前にしたら、応援してます、そんなテンプレさえも言葉にすることはできませんでした。

でも、手を振るとニコっとして手を振り返してくれる、そんな勝利くんの姿が衝撃的でした。
未だに夢に見る、忘れられない光景です。

「もう一度手を振ってほしい」と言われるより、
「もう一度あのステージを見たい」と言われる人になりたい。

日経エンタテイメントの連載で語った光一さんの名言です。
本当にその通りで、パフォーマーとしての真理だと思います。若手ジャニーズは全員音読した方がいい。
でも…でもね、もう一度あのステージを見たい、そう思える人が、ふっと微笑んで手を振ってくれるのなら……それもいいんじゃないかな…って思いました。

2015新春ジャニーズワールド

勝利くんのファンを自覚してからというもの、例年とは比べ物にならないほど、ずっとずっと心待ちにしていた新たなジャニーズワールド。
2014年10月29日、
勝利くんの誕生日前日に開かれた制作発表記者会見で、健人くんと勝利くんのW座長体制が発表されました。
ジャニーズワールド3年目にして、ここまで来ました。
将来ジャニーズミュージカルを背負う人かもしれない、そう感じていたのは私だけじゃなかったのでしょう。

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これまで、日替わりでゲストがステージに上がるなど何でもありのトンチキ舞台で有名だったジャニーズワールドでしたが、2015新春ジャニーズワールドは、早い段階で流れを固め、100名以上の出演者が1人ひとりその役割をきちんと果たし、最後まで走りきりました。

千穐楽カーテンコール。
私がずっとずっと聞きたかった言葉がそこにはありました。
自分が立っている場所は先輩が作ってきた道であり、その道を歩みながら、自分がジャニーズワールドを作っていく。
そう勝利くんは語ってくれました。

未来へ

これから10年経っても、勝利くんはまだ28才です。
いつか単独主演で舞台に立つその日まで、
いつか勝利くんの代表作が生まれるその日まで、彼の成長を見届けたい。
もちろん、ドラマも映画も音楽も幅広く、多くの人から愛されるアイドルになってほしいと思っています。

誰がそう望んでいるのかは分からないけれど、今のSexy Zoneはグループとしてとても不安定です。
でも彼らが前を向いていてくれる限り、いつかはこのトンネルを抜けることができる。
私はそう信じています。


結局何が言いたいかというと、
勝利くん、めっちゃ良いです(☆u∂)
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

*1:この記事は2015/4 JUGEMブログにて公開していたものに一部加筆修正を加えています