佐藤勝利 summer live 2017 ~VIC's sTORY~
「やりきりました。このライブを観て、明日から笑顔になってくれたら、楽しい時間が増えたら、みんなが前に進んでくれたら嬉しいです。…伝わりましたか?」
そう言う勝利くんは、最終日もまた、泣いていました。顔がくしゃっとなってしまいそうなとき、瞳を大きく開けて、ピッと背筋を正して照れ笑いをする。愛おしさで身体が震えました。
ということで「佐藤勝利 summer live 2017 ~VIC's sTORY~」が閉幕しました。
5日間9公演。
今年は「佐藤勝利のストーリー」「映画仕立て」がテーマ。
雑誌の取材で「準備段階から燃え尽きそう」と漏らしているのを見て、あっこれは何かある…と思い、こちらもそれ相応の心構えで行こうと、初日は座禅を組んで精神を整えてから会場に向かいました(笑)。
ジャニーズの先輩・楽曲へのリスペクトと、昨今の事情をめぐる勝利くんの心の痛みが表現されているコンサートのように感じました。
「ジャニーズを愛してくれて嬉しい」
「ジャニーズ全員に、これからも大きな応援をください」
ソロコンですよ!?ソロコン最終日の最後の挨拶でこんなことを話してくれました。心配だけど、頼もしい。私はもうジャニーズ以外愛せないので、勝利くんがその大きな歴史を背負おうとしてくれているのは嬉しいです。それが使命だと、感じているのではないでしょうか。
「勝利っていう名前に恥じないよう、
これからも一生懸命頑張っていきます。
みんなをずっと笑顔にするんで。
これからもずっと、佐藤勝利を背負っていきます。」
亡くなったお父様が付けてくれた「勝利」という名前。勝利くんが自分の名前に向き合う姿をファンも昨秋からずっと見てきました。そういう意味でも、今回のコンサートは勝利くんが身を削って作ってくれたものだと思います。
家族やジャニーズからたくさん愛されてきた勝利くん。その愛情を、私たちに還元してくれていたからこそ、勝利くん自身も度々感極まるところがあったのではないでしょうか。
ただのコンサートじゃなかったです。セットリストに魂がこもっていました。映画のように、アンコールなし、本編で見せきる挑戦。
全身全霊でコンサートを作ってくれてありがとう。
明日からも頑張れます。